2014年11月07日
カイトサーフィン7
カイトを落とすことなくどうにか戻れるようになったら
次は風上にボートを上らせる練習します
ウインドやウェイクと同じようにボードのエッジを効かせて上っていきます
スピードがそこそこでないと上ることができませんので微風時には難しいです
かかとを踏み込み、ハーネスにかかるカイトの力をしっかりと腰で引き付けます
目の視線も大事です、もうカイトの動きは目で見ずにコントロールバーで感じ取れるようにします
視線は進む方向、風上を見ます
コントロールバーの補足ですが
この画像では左側を引けばカイトは下がり、右に引けばカイトは頭上に上がってきます
コントロールバーを両手で引けばパワーオン、上に上げればパワーオフになります
真ん中の2本のパワーラインはカイトが風にあたる角度を調整するバーがありますので
頭上で静止させてるときに真上に引っ張られる力が強いときはラインを短くするように赤いバーを引き
弱いときには青いラインを引きラインを伸ばします
カイトをほ静止させても体が持ち上がるようなときは、完全にオーバーセイルなので
セーフティを効かしてカイトをおろします、
面倒だけどカイトサイズをチェンジします
カイトサーフィンの道具の中で丈夫なのはボート、ハーネス、コントロールバー、カイト本体でしょうか
カイト本体は新品で購入したら15万~20万円超えるのもあります
中古で手に入れるにしてもあまり年式が古いのは程度がよさそうでも
バルブ剥がれやパネルの劣化等々ですぐに使い物にならないものも多々ありますので
注意して購入してください
最初のうちはカイトを落としたり、引きずったりとして破れ、パンクのトラブルにあう事も覚悟が必要です
ショップから新品で購入したものならそのショップで修理も対応してくれるみたいですが
オークションで購入した中古ならまず対応してくれるショップはありません
カイトメーカーはすべて外国製で日本にアフターサービスを行う代理店はほとんどありません
カイトのいろんな修理をするパーツ、補修テープ、専用接着剤などは
ショップなどで入手可能なのであとは自分で修理する覚悟が必要です
こんなこと書くとカイトはハードルが高そうに思えますが
世界的にはいまやウインドサーフィンをしのぐ勢いで流行っています
奄美の海にも数多くのカイトが見られるような日がきますように
2014年11月06日
カイトサーフィン6
いよいよウォータースタートです
カイトボードにもいろんな種類、サイズがあります
私のはかなり古いタイプですが右から160cmの微風用、真ん中が145cmの中風用、左が強風用の120cm
今ではストラップの無いサーフボードタイプや足を固定するウエイクボードタイプなどありますが
初心者では扱いやすいストラップタイプから始めましょう
体重にもよりますが一本だけというなら140~130位のでほとんどの風域で乗れるはずです
片手でコントロールバー、片方でボードを持って海に入ります
やはりこの時も風下に障害物、人などがいないのを確認します
それと風上の空を見て真っ黒な雨雲など無いかチェックします
カイト中は急激な天候の変化には対応できません
セーフティを効かしてカイトを落としても強烈なブローでカイトが暴れまくり、手が付けられなくなります
「やばい」と思ったら早めにカイトを降ろしカイトが暴れないようにしっかりとつかんでおきます
カイトをおさえられそうも無い最悪の場合メインチューブのエアーを抜きます
ボードストラップに両足を入れカイトを安定させます
今、世界的にはカイトスクールでは推奨してないそうですが
私はボードとハーネスを繋ぐボートリーシュを使ってます
クルクルリーシュといって巻き取り式になっていて便利です
両手でカイトの操作に夢中になっていてもボードが離れていくことは無いのです
確かにジャンプや回転系のトリックをする上級者になれば邪魔物でしかないのですが
私はまだまだ手放せそうにありません
少し進行方向とは逆にカイトを振って、一気に風下の進行方向へカイトを振り下ろします
このときに前足はボードを風下に押し出すように後ろ足は体に引きつけるようにします
体がボードの上に上がって滑り始めます、振り下ろしたカイトを上げていき、上下にカイトを振っていきます
カイトの動きは砂浜で練習した八の字の要領です
風が強いときはさほど振らないでもいいですが弱い時は大きく振っていきます
この段階ではまだボードを風上に上らせることは考えなくていいです
とにかく滑りましょう
方向変換は簡単です、方向を変えたいところでカイトを振るのをやめゆっくりとカイトを頭上に持ってきたら
ボードは止まります、今度はそのままの体勢から岸に向かってウォータースタートです
私はまだこの方向変換しかできません
ウォータースタートの一連の動作をゴープロカメラ自分撮りしてますので観て見てください
Posted by kazebuta at
15:13
│Comments(0)
2014年11月06日
カイトサーフィン5
砂浜でカイトの八の字やセルフリランチ(一人でカイトを揚げる)がスムーズにできるようになれば
海に入ってボディードラッグの練習です
この時、風はサイドの風がベストです
風下の海面に障害物や他のマリンスポーツをしている人がいないか確認します
あまりボディードラッグの画像が無いんで文章で説明します
海に入り体が海底に当たらない十分な深さになれば腹ばいになり海側へカイトを振り下ろして見ます
面白いように体が引きずられていきます
カイトを上下に振ってカイトに引っ張られる感覚を体で覚えます
程々滑ったら今度は岸側に向かいカイトを振っていきます
足が付くぐらいのところまで戻れたらカイトを頭上に持ってきてスピードを落とします
最初はかなり風下の岸に上がることになりますが
そこからカイトを揚げた状態で元の場所まで戻ってきます
最初はカイトを揚げた状態で歩くのは至難の業ですが何度も練習します
最終的にはボートを片手に抱えて片手だけでコントロールバーを操作しなければなりませんので
カイトをどうしても揚げ続けられないときは,カイトを畳まずに
画像のようにハーネスからのカイトリーシュをカイト中央にあるポンプリーシュ用の紐に引っ掛け
ラインをコントロールバーに巻いて戻ってきます
カイトが海面に落ちることは普通にあります
ウォーターリランチの練習です
まずは足の着くところで
このときはカイトもコントロールバーも逆さまの状態です
向かって右のバックラインを引きます
カイトは右側に流れます、引き続けると右側が揚がってきます
足の着くところや風が強くないときはそうでもないですが
足の着かないところや強風時にはそうは行きません
どんどん風下に流されるし、パニクッてしまいそうになります
最初は浮力のあるジャケットを着ましょう
ウォーターリランチ、これぐらいできるまで練習しましょう
ボードを履いたまま左側のラインを引きリランチします
ボディードラッグは比較的簡単、ウォーターリランチは最初、難しいので何度も練習します
何度もチャレンジしているうちにバーやラインの操作が分かってきます
次回はいよいよボードを履いてウォータースタートです
2014年11月05日
カイトサーフィン4
さて、カイトを揚げてみましょう
もう数百回とカイトの揚げ降ろしをしてますが、やはりカイトを揚げるときは緊張します
最初は強風用の小さいサイズ5~6サイズ位がいいと思います
トレーニングカイトといって3サイズぐらいのエアーチューブの無いカイトがありますが
2~3回ほどで必要なくなるので購入しないほうがいいです
カイトを揚げるとき誰かアシスタントをしてもらいカイトを揚げるとカイトを引きずらずに比較的安全に揚げることができますが
一人でカイトを揚げるときはカイトのタイプによって若干の違いがあります
これは古いタイプのC型カイト、カイトの端を50センチほど折り曲げてその上に砂を重石代わりにかけ
飛ばないようにします、このときもラインが正しく結ばれているか、交差してないか確認します
右側が風上、左側が風下になります、ゆっくりと後方に下がって行き、上になったライン2本にテンションをかけて行きます
カイトが浮き上がったらゆっくりと左手のバーを引きカイトを頭上に持ってきます
C型カイト以外の最近のカイトは砂などの重石は要らず
風下側のラインを引っ張っていけばカイトが起き上がる形になっています
大事なのは自分がカイトに対して真風上から揚げないということです
風上より40~50度位の位置から上げます
油断するとすごいパワーです
ここは徳之島、下久志浜、今よく使うゲレンデてせすがですが砂浜の幅が狭いので
最初の練習には不向きの地形です
風下に最低、半径50~70mの障害物の無いところで練習を始めたほうがいいです
カイトを防風林の木の上とかに落としてしまうと回収するのが大変でカイトが破れてしまうときがあります
カイトが頭上に揚がり風がコンスタントに吹いているときはカイトはほぼ静止してくれます
どちらか一方にカイトが引き寄せられるようなことがあれば
ラインの長さが左右合っていないのかどこかでラインが絡まっているかもしれません
面倒だけどカイトを降ろして調べ調整しなおします
ラインの長さは20m~30mあります、モーターパラセイルの倍近くの長さです
手元の50.60cmのコントロールバーで操作するわけで最初はかなり戸惑います
カイトを揚げれてもまだボートには乗りません
コントロールバーをゆっくりと振ってカイトを8の字を描くように振る練習をたっぷりとします
次回はまだボートに乗らず海面でカイトを振ってボディドラッグの練習です
2014年11月05日
カイトサーフィン3
カイトを揚げる前にハーネスとコントロールバーについて
ハーネスはウインド用とほとんど変わりません
ただカイトリーシュというカイトと繋ぐ紐を通すリングやストラップが付いているかどうかですので
ウインド用を改造しても使えます
左から浮力のあるインパクトハーネス、ヒップハーネス、ウインド用のウエストハーネス
シンプルで見栄えがいいのはウエストハーネスですが
カイトは上に引き上げる力が強いので私のようなドラエモン体型ではウエストハーネスでは胸あたりまでずれ上がってしまいます
ヒップハーネスはその点、ずり上がらないしちょうど腰の位置に近いのでカイトのパワーを引き込みやすいです
コントロールバーは現在4本ラインが主流です
どのメーカーのもラインの長さを調整すれば違うメーカーのカイトにも合いますが
メーカーによってカイトに合うコントロールバーとラインをセットしているので
最初にカイトを手に入れるときはバーライン付きで購入したほうが無難です
ハーネスのフックにコントロールバーのチキンループを引っ掛けます
カイトリーシュはチキンループの先にあるパワーラインのひとつに取り付けます
このバーでは赤いパーツの部分がセーフティ機能になっていて
引き上げるとチキンループが外れてカイトのパワーを無くしてカイトを降ろすことができます
強風時になれば「やばい」と思うときが多々ありますので
すばやくセーフティー機能を使えるよう何度も繰り返し練習したほうがいいです
2014年11月04日
カイトサーフィン2
私は独学でカイトサーフィン始めました
ユーチューブやDVDを参考にオークションやショップから中古を手に入れて始めました
ウインドサーフィンを永くやっていたのでちょっと練習したらできるのではと思っていましたが
ぜんぜん別物でした、海に行くたびに砂浜を引きずられ、風下におもいっきし流され惨めな練習が続きました
どうにかカイトを揚げて安定させられるようになれば
ボードで滑り始めるのはさほど難しくはありませんでした
参考になるかは分かりませんが
私の七転八倒のカイトのススメを綴ってみます
まずはゲレンデの風、波のチェックです
風はサイドかクロスオンがベスト
真正面から来るドオンの風では初心者ではボードを風上に上らせることはできません
それと風下に十分なスペースをとり障害物が無いか確認します
カイトサイズは最初のうちは小さいサイズから始めます
カイト一枚ですべての風には対応しませんので、強風用、中風用、微風用と最低三枚は必要になります
カイトをとがった岩や流木の無いなるべくきれいな砂浜に広げます
カイトポンプでエアーを入れていきます
ポンプは手動、電動とありますが手動で十分です
私のカイトは5.6年前の中古ですが最新型でもほぼ同じような扱い方になります
けっこうパンパンになるまでエアーを入れます
カイトを風上に向けて置き、風で飛ばされないように砂をカイトパネルの上にかけて重しをしておきます
バーラインとつなぎます
4本ですが前後ろ、左右とそしてラインが交差しないように間違えないようにつなぎます
最初は必ずラインをたどって間違いないか確認が必要です
ここでラインを繋ぎ間違えるとカイトコントロールができなくなります
これでカイト本体の準備が終了
次回ははカイトを揚げる方法です
ユーチューブやDVDを参考にオークションやショップから中古を手に入れて始めました
ウインドサーフィンを永くやっていたのでちょっと練習したらできるのではと思っていましたが
ぜんぜん別物でした、海に行くたびに砂浜を引きずられ、風下におもいっきし流され惨めな練習が続きました
どうにかカイトを揚げて安定させられるようになれば
ボードで滑り始めるのはさほど難しくはありませんでした
参考になるかは分かりませんが
私の七転八倒のカイトのススメを綴ってみます
まずはゲレンデの風、波のチェックです
風はサイドかクロスオンがベスト
真正面から来るドオンの風では初心者ではボードを風上に上らせることはできません
それと風下に十分なスペースをとり障害物が無いか確認します
カイトサイズは最初のうちは小さいサイズから始めます
カイト一枚ですべての風には対応しませんので、強風用、中風用、微風用と最低三枚は必要になります
カイトをとがった岩や流木の無いなるべくきれいな砂浜に広げます
カイトポンプでエアーを入れていきます
ポンプは手動、電動とありますが手動で十分です
私のカイトは5.6年前の中古ですが最新型でもほぼ同じような扱い方になります
けっこうパンパンになるまでエアーを入れます
カイトを風上に向けて置き、風で飛ばされないように砂をカイトパネルの上にかけて重しをしておきます
バーラインとつなぎます
4本ですが前後ろ、左右とそしてラインが交差しないように間違えないようにつなぎます
最初は必ずラインをたどって間違いないか確認が必要です
ここでラインを繋ぎ間違えるとカイトコントロールができなくなります
これでカイト本体の準備が終了
次回ははカイトを揚げる方法です
2014年11月03日
カイトサーフィン
はじめまして、徳之島でカイトサーフィンをしている風豚といいます
まだあまりなじみの無いマリンスポーツですが
ウインドサーフィンのように風の力だけで海面を滑ったり、ジャンプしたりとかなりアクティブでエコなスポーツです
道具は基本的にボード、ラインバー、ハーネス、カイト
カイトに適している場所は広い海面にできれば広い砂浜
風がコンスタントに吹き抜けるところが最適です
季節的には奄美では夏場はあまり良い風が吹かないので
どちらかといえば冬場が楽しめます
ネットなどでプロのライダーが簡単そうに乗ってますが
初心者ではそうは行きません
最初はカイトに引きずられ出廷した場所に戻れずに
惨めな思いもしますが
慣れるとウインドサーフィンより力も要らずスピード感もあり
ハマること間違いなしです
残念ながら奄美ではカイトをやってる人がほとんどいないので
チャレンジしてみたくてもなかなかできない状況ですが
沖縄や鹿児島ではショップもスクールもやっているようなので
興味のある方は一度調べてみてください
まだあまりなじみの無いマリンスポーツですが
ウインドサーフィンのように風の力だけで海面を滑ったり、ジャンプしたりとかなりアクティブでエコなスポーツです
道具は基本的にボード、ラインバー、ハーネス、カイト
カイトに適している場所は広い海面にできれば広い砂浜
風がコンスタントに吹き抜けるところが最適です
季節的には奄美では夏場はあまり良い風が吹かないので
どちらかといえば冬場が楽しめます
ネットなどでプロのライダーが簡単そうに乗ってますが
初心者ではそうは行きません
最初はカイトに引きずられ出廷した場所に戻れずに
惨めな思いもしますが
慣れるとウインドサーフィンより力も要らずスピード感もあり
ハマること間違いなしです
残念ながら奄美ではカイトをやってる人がほとんどいないので
チャレンジしてみたくてもなかなかできない状況ですが
沖縄や鹿児島ではショップもスクールもやっているようなので
興味のある方は一度調べてみてください
Posted by kazebuta at
12:54
│Comments(0)